旅行サブスクの「HafH」、LINE連携AIアシスタントで個別提案型の旅行体験を提供
- 宣子 中島
- 6月23日
- 読了時間: 2分
Kabuk Style
日本の旅行サブスクリプションプラットフォーム「HafH」は、新しいAIアプリケーションとしてLINEの対話型旅行アシスタント「ハフっち」を発表しました。現在はベータ版として提供されており、正式リリースに向けて開発・調整が進められています。このサービスはHafHが蓄積した宿泊データと旅行者の体験を組み合わせ、ユーザーがLINE公式アカウントを通じて直接旅行相談や宿泊の提案、アイデアを得られる仕組みです。行き先がまだ決まっていない場合でも、自分に合った選択肢を見つけやすくなっています。
【機能の特徴】
・アプリ不要で利用可能:新たなアプリをインストールする必要がなく、既存のLINE環境内で手軽に旅行アドバイスを受けられます。
・目的地が未定でも対応:ユーザーの嗜好や会話の内容に応じて、パーソナライズされた旅行提案を自動生成します。
・継続的に精度を向上:ユーザーの行動データや対話履歴をもとに、AIモデルが随時学習・改善され、より精度の高い提案を実現します。
【HafHのサービス特徴】
・月額制の宿泊予約プラットフォーム:定額料金でHafH独自の「コイン」を取得し、世界120カ国・1,500都市に展開する約8,000の提携施設を予約可能。
・国内線チケットと交換できる:保有コインを日本航空(JAL)の国内線チケットと交換可能。
・継続利用による特典制度:利用期間に応じて、必要コイン数の減少や追加特典が付与されるロイヤリティプログラムを用意。
LINEが日常的なコミュニケーションツールとして広く使われている日本市場において、HafHは今回のAI旅行アシスタント「ハフっち」の導入により、普段使いのチャット環境と宿泊サービスをスムーズにつなぐことに成功しました。これにより、旅行の計画から宿泊予約までをより気軽に行えるようになり、今後は多言語対応や海外展開の面でも、さらなる活用が期待されます。

Commentaires