東京証券取引所(TSE)は、台湾のスタートアップとしてKKdayや廿一世紀數位科技(21st FinTech)、聯齊科技(NextDrive)、優必達(Ubitus)の4社を「IPO支援」対象に選定しました。これにより、台湾の新興企業が日本の資本市場に進出する期待が高まっています。
KKdayは旅行体験のeコマース(電子商取引)を展開し、2022年に約1億米ドルのCラウンド増資を実施し、グローバル展開を進めています。廿一世紀數位科技は、オンライン決済やサブスクリプションビジネスを手掛け、2024年の上半期で9.81億新台湾ドルの売上を記録しています。聯齊科技はエネルギーIoTプラットフォームを提供し、2021年に3,100万米ドルの増資を完了しました。優必達はクラウドゲームストリーミングサービスを提供し、アメリカのNVIDIA社からの大規模な投資を受けています。
これらの企業は、東京証券取引所が設立した「TSEアジアスタートアップセンター」のプログラムを通じて日本での上場を目指し、ビジネスの成長を加速させる支援を受けることになります。東京証券取引所は、アジアの成長企業の日本でのIPOを促進するため幅広い支援体制を整えています。
引用元 25数位時代
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