Spark Labs Taiwan
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ソーシャルメディアを活用した顧客管理を行う新興企業、OakMega(大橡科技)は、12月4日に新しい製品戦略を発表しました。これまで、LINE、Facebook、Instagram、WhatsAppなどのソーシャルメディアを通じて会員データを収集していたOakMegaは、今後、ウェブサイトやアンケート、マーケティング活動ページなど、企業が所有する自社データの収集手段にも注力し、データ統合を進めていきます。この取り組みは、さまざまなデータを統合し、会員の嗜好を分析するツールを提供することで企業が顧客の行動を正確に把握し、効果的なマーケティングと顧客管理を支援することを目的としています。
また、OakMegaは日本のコンサルティング企業、台湾野村総研(NRI)からの投資を受け、日本市場への進出を加速することを発表しました。NRIは日本の有名なコンサルティンググループの1つで、OakMegaに投資することにより、同社の技術や製品を活用して日本企業のデジタル化を支援できるようになります。一方、OakMegaはNRIのネットワークや業界の知見を活用し、日本市場への戦略的アプローチを強化することができます。
OakMegaの共同創業者でありCEOの蔡柏宣氏は、同社が2019年の設立以来、多くの企業に対してソーシャルメディアを活用した会員データの分類作業を支援し、5,000種類以上の顧客とのやり取りをサポートするためのシステムを開発してきたことを強調しました。2025年には「ウェブ型ツール」を導入し、ソーシャルメディアやプライベートプラットフォーム(例:ブランドの公式ウェブサイト、アンケートページ、マーケティング活動ページ)に散在するデータを一元的に統合する予定です。
OakMegaは、以下の3つの戦略を通じて、完全なデータ連携の実現を目指しています:
会員認証:異なる属性や権限を持つ会員に対して、明確なラベルを付けて、やり取りの内容を区別します。
データ収集強化:会員が視聴した動画の時間やクリックしたボタンなどの行動データを記録し、消費者の興味をより立体的に把握します。
ブランド感の強化:ブランドが外部に表示する活動のURLを自由に定義し、一貫したブランド体験を提供します。
実際、企業はこれまでソーシャルメディアの投稿に外部のフォームやウェブページを埋め込むことが多く、その結果、データの断絶や会員識別の難しさが問題となっていました。OakMegaの新製品である「認証ページ」および「新型フォーム」は、こうした問題を解決し、企業が特定の会員属性に基づいた専用の活動ページを作成したり、顧客の状況(例:不動産購入プロセス)に応じて個別にカスタマイズされたマーケティングコンテンツを表示したりできるようにします。これにより、マーケティング資源を最適なタイミングで適切なターゲットに提供でき、コミュニケーションの効率や顧客満足度の向上が期待できます。
NRIの支援を受けて、OakMegaは資本と市場に関連する支援を獲得し、日本市場への進出がさらに加速しました。この投資は、日本市場における高度なデータ統合と顧客管理の需要の高まりを示しており、同時にOakMegaのソーシャルメディアを活用した顧客管理技術と多様な顧客との交流手段の統合における実力と市場の先見性を際立たせています。
引用元 数位時代
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