SparkLabs台湾は先日、第9回DemoDayを開催し、AI技術に焦点を当て、国際的な展開を計画しているスタートアップ6社を紹介しました。 以下は各社のハイライトです。
・Colega AI
サンフランシスコを拠点とするColega AIは、レストラン業界向けにAIソーシャルメディア管理サービスを提供しています。 ユーザーはLINEやWhatsAppを通じて、投稿の生成、投稿のスケジュール設定、メッセージへの返信、Googleコメントとの連携など、ソーシャルメディア管理を自動化できます。 Colega AIは立ち上げから2ヶ月で、すでに台湾の 築間GroupやToasteriaなどの顧客を獲得しており、今年中に日本市場への参入を計画しています。
・Seasalt.ai
西雅圖のスタートアップ会社であるSeasalt.aiは、ビジネスレベルのAI音声およびチャットによるカスタマーサービスを提供しています。 台湾を主要市場とし、国泰、マクドナルド、Lion Travelなどを顧客に持ち、SystexやGogolookなどの情報ベンダーと提携しており、 Seasalt.aiは台湾での成功事例を活かして米国市場の進出拡大を目指しています。
・Valtec AI
高度なドローン技術に重点を置くValtec AIは、AI Fish Finderなどの沖合漁獲捕獲技術を開発し、台湾とフィリピンの漁業グループと提携しており、日本と韓国への進出を計画しています。
・AiSeed
AiSeedは台湾のAIスマートドローン企業で、AIチップをドローンに組み込み、航続距離と展開能力を向上させています。 顧客には台湾国防省が含まれ、今後2年間で米国とオーストラリア市場に参入する計画です。
・Crave Robotics
Crave Roboticsは、3分で食事を提供するスマート自動販売機を提供しており、特に深夜のコンビニエンスストアやホテルチェーンなどの市場をターゲットにしています。 同社は米国Boiling Point社と提携しており、台湾のスタートアップ社と提携で米国進出を計画しています。
・MEandMine
台湾の起業家がシリコンバレーで設立したMEandMineは、AIタグ付け技術を用いて精神科学とゲーム化戦略を組み合わせ、子どもの心理的リスクを特定します。 米国のキャンパスではすでに導入され、5,000人の生徒にサービスを提供しており、K5 Globalなどからの資金援助を受けて大規模な導入を計画しています。
SparkLabs Taiwanの創設者兼 執行パートナーの邱彥錡氏は、台湾は技術資源と人材が豊富で、イノベーション産業のシステムが成熟していることを強調しました。 今回のDemoDayでは、台湾の新興企業がいかにテクノロジーを駆使して地元産業のAIのアップグレードや国際市場への参入を進めているかが示されました。
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