台湾スタートアップ40社超が訪日 東京で日台イノベーションサミット開催
- 宣子 中島
- 8月18日
- 読了時間: 2分
喬睿科技股份有限公司(台湾)
2025年8月25日から26日に東京で、第4回「日台イノベーションサミット」が開催されます。台湾政府の国家ブランド「Startup Island TAIWAN」は、40社以上の台湾スタートアップを率いて訪日します。今回の訪日の目的は、日本で技術力を示すことと、日台の企業やスタートアップ間の協力を広げることです。
主催はStartup Island TAIWANで、東京都と協力して開催。日台のスタートアップや企業が持つ技術や知識、人材の専門性、資金などを共有し、協力して事業を進められる仕組みを整えます。会場は東京帝国ホテルとTokyo Innovation Base(TiB)。東京都知事の小池百合子氏や日本貿易振興機構(JETRO)理事の髙島大浩氏も出席予定です。
サミットでは、スタートアップへの投資や会社の合併・買収、投資会社との交流などを通じ、企業の成長や国際協力を促すフォーラムやマッチングイベント、技術発表のピッチイベントが行われます。
参加企業はAI、バイオ・医療、フィンテック、環境にやさしいエネルギー、情報セキュリティ、IoTやロボットを活用した製造など幅広い分野にわたります。企業には、采風智匯、安美洛生醫、久浪智醫、喬睿科技、費米股份、真環科技、台灣智慧駕駛、矽基分子電測、愛卡拉、能火動畫、串串創意、台灣若美科技、以力股份、凱鈿行動科技、光程研創、漸強賴伯、信誠金融科技、樂必得股份などが名を連ねています。海外市場への進出や新たなビジネスチャンスの獲得が期待されています。
さらに、台湾のベンチャーキャピタルである中華開發創新加速器(CDIB Capital Innovation Accelerator)や、同じく台湾の投資会社Darwin Venture Managementなどの投資パートナーも参加。台湾のスタートアップが国際市場に挑戦する姿を示します。
Startup Island TAIWANは、今回のサミットを通じて日台のイノベーション協力をさらに深め、日本市場との長期的な交流基盤を築くことを目指しています。政府や産業ネットワークを活用し、協力の機会を広げていく方針です。

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