智宝国際、DRAGAMI GAMESと提携し、人気ゾンビアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』の新たなIP開発プロジェクトを開始
- 宣子 中島
- 7月22日
- 読了時間: 2分
NADA HOLDINGS
智宝国際開発股份有限公司(以下、智宝国際)は2025年7月17日、日本のゲーム開発会社・株式会社DRAGAMI GAMES(以下、DRAGAMI GAMES)との提携を発表し、ゾンビをテーマにしたアクションゲーム「ロリポップチェーンソー(LOLLIPOP CHAINSAW)」の新たな知的財産(IP)開発プロジェクトを共同で始動すると明らかにしました。
このゲームは2012年の発売以来、アメリカ西海岸を舞台に、ユニークな世界観とテンポの良いアクション、そして随所に散りばめられたユーモアが話題を呼び、多くのプレイヤーに支持されてきました。シリーズ累計の販売本数は150万本を超え、2024年にはリメイク版「ロリポップチェーンソー RePOP」も話題を集めました。今回の協力協定により、両社は原作の魅力を活かしつつ、多角的な展開を目指して革新的な企画を進めていきます。
智宝国際は2015年に設立され、アニメやゲームのIP開発を主軸とする企業で、台湾で唯一、日本のアニメ・ゲーム業界の制作委員会で幹事資格を持つ企業でもあります。これまで数多くの作品に対する投資や開発を行い、その影響力を拡大してきました。
DRAGAMI GAMESの代表取締役社長、佐藤昌平氏は次のようにコメントしています。
「13年前、開発チームが情熱と創造力を注いで生み出したこの作品は、長年にわたり多くのファンに支えられてきました。今回、IP化によるさらなる発展を目指すにあたり、智宝国際の豊富な運営経験が新たな価値をもたらしてくれると確信しています」
また、智宝国際の董事長である鄧橋氏は、「熱心なファンとしてこのプロジェクトに関われることを光栄に思います。原作の精神を大切にしながら、DRAGAMI GAMESと連携し、ファンの期待に応える創造的な企画を形にしていきたい」と語りました。
本作は、ゾンビに襲われた高校を舞台に、チェーンソーを手にしたチアリーダーの少女ジュリエットが学校と恋人を守るために戦うアクションゲーム。反抗的な世界観とユーモアあふれる演出で、今なお根強い人気を誇っています。
今後は、原作のテイストを活かしながら新たな要素を加え、ゲームにとどまらず、映画やアニメ、グッズなど、さまざまなメディア展開を通じて「ロリポップチェーンソー」をグローバルなIPとして成長させる方針です。すでに両社は専属チームを結成しており、世界中のファンに向けて新しい世界観を届けるべく準備を進めています。



コメント