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スマート医療がさらに進化!新竹の国立台湾大学病院がNUWA Roboticsと提携、ロボットによる自動配送とスマート巡回を導入

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 9月30日
  • 読了時間: 2分

女媧機器人股份有限公司


新竹台大分院はスマートケアを継続的に推進しており、最近では、台湾のサービス型ロボット企業・女媧創造(NUWA Robotics)と提携し、「全人ケアロボット」の応用を正式に発表しました。このシステムは、フロアをまたいだ物品配送と夜間巡回の機能を組み合わせ、台湾におけるスマート医療実現の新たなモデルを打ち立てるものとなっています。

院長の洪冠予氏は、今回の提携は「臨床ニーズから出発し、産業の専門性を融合する」という精神を体現しており、ロボットの導入によって医療・介護スタッフの負担を効果的に軽減し、高齢者により安全で人間味のある生活環境を提供できると述べています。


革新的な応用モデル

このロボットの最大の特徴は、「ロボットがロボットを呼び出す」というスマート連携モデルにあります。

  • フロアを超えた物品配送:サービス型ロボットが病院内のエレベーター制御システムを利用し、自動でエレベーターに乗って物品を届けることで、人手の消耗を大幅に削減します。

  • 遠隔指令:卓上サイズの小型ロボットが命令を出すと、大型ロボットが即座に実行し、運用効率を向上させます。

  • スマート巡回:360度パノラマカメラを搭載し、夜間には施設内を巡回して、徘徊する住民を発見・説得して部屋へ戻るよう誘導し、看護スタッフに即時通報します。また、不審者の侵入も検知可能です。


臨床サポート

新竹台大高齢医学部主任の賴秀昀氏は、ロボットは単なる配送ツールではなく、夜間巡回の頼れるアシスタントであり、異常を即時に検知して看護スタッフの迅速な対応を支援することで、入居者の安全性向上に貢献すると強調しました。


今後の展望

院長の洪冠予氏は、スマートテクノロジーと医療ケアの融合が高齢社会に対応するための鍵となる戦略であると述べ、今後も「スマート医療 × 全人ケア × 教育普及」を推進し、台湾が超高齢社会へ進む中でのイノベーションモデルを構築していく考えを示しました。


引用元:yahoo新聞
引用元:yahoo新聞

 
 
 

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