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台湾版ポップマートの有力候補?ナダホールディングス、18日に参考価格40元で上櫃へ SQUARE ENIX・NETFLIXと連携し国際IPの領域拡大

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 9月22日
  • 読了時間: 2分

NADA HOLDINGS


アニメ・ゲーム関連の「二次元」概念株が登場!アニメ・ゲームIPを展開する智寶(ナダホールディングス)は、8月18日に正式に上櫃(新興株式市場)に上場し、参考価格は40元に設定されています。ナダホールディングスは、アニメ・マンガ・ゲーム(ACG)を中核戦略とする台湾初の企業として資本市場に参入しました。現在は100以上のゲーム・アニメIPを保有しており、『軒轅剣 蒼之曜』、『キン肉マン』、『カナヘイの小動物(スマホゲーム)』などが含まれます。世界的なACG市場の拡大とIPの商業化が加速する中で、今後の成長に対する期待が高まっています。


IPの全プロセスの構築に特化 「製作委員会幹事」の資格も保有

ナダホールディングスは2015年の設立以来、ACG IPの開発・投資・運営に注力しており、台湾で唯一、日本のアニメ・ゲーム業界の中核である「製作委員会幹事資格」を持つ企業です。これにより、企画・制作からライセンス供与に至るまで、IPの全プロセスに直接関与し、商業戦略を主導しつつ国際市場での収益分配に参加できます。集英社、SQUARE ENIX、東映、テレビ東京、NETFLIX、Bilibiliなどと長期的な協力関係を築いており、上流から下流までのリソースを統合し、アジアACG IPの影響力を拡大しています。


100以上のIP保有+ヒット作の代理権 2025年後半に成長の転機を迎える

現在、ナダホールディングスは自社および代理を含む100以上のIP権利を保有しており、『幻想三國誌 天元靈心記』、『WITCH WATCH 魔女守護者』、『英雄伝説 閃の軌跡 北方戦役』など人気IPをカバーしている。2025年後半には以下のような重要な展開が予定されている:

  • 大型代理案件:宇峻エンターテインメントと提携し、『ファイナルファンタジーXIV』の繁体字中国語版の代理権を取得。まもなく運営開始予定。

  • 自社IPの放送開始:『妖怪旅館營業中』シーズン2、および『貴族転生』アニメが第4四半期から順次公開予定。

  • 国際的な協力案件:『LOLLIPOP CHAINSAW (ロリポップチェーンソー)』のゲームおよびアニメ開発権を取得。

  • 懐かしの名作の復活:『ベルサイユのばら』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『ふしぎ遊戯』などのクラシックIPが再びプラットフォームに登場し、世代を超えた共感を呼ぶ。


好調な財務実績 売上は前年比5倍超

過去3年間の平均売上は1億5000万元に達しており、今年上半期の売上は1億2,300万元で、前年比504%以上の成長を記録。主要事業の粗利益も黒字転換し、2,220.6万元を達成。IPライセンス収入と関連商品収益の拡大により、長期的なキャッシュフローが見込まれ、今後の事業規模の倍増が期待されています。

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