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KabuK Styleが挑むグローバル展開、主要OTAと語るAI時代の旅行の未来【WiT JAPAN & NORTH ASIA 2025】

  • 執筆者の写真: 宣子 中島
    宣子 中島
  • 8 時間前
  • 読了時間: 2分

Kabuk Style

#HafH #サブスクリプション型宿泊施設 #スタートアップ企業投資


2025年5月26日〜27日、東京ウェスティンホテルにて開催された国際旅行テクノロジー会議「WiT JAPAN & NORTH ASIA 2025」では、日本の主要オンライン旅行代理店(OTA:Online Travel Agent)である「JTB」、「楽天グループ」、「リクルート」と、OTAスタートアップである「KabuK Style」の4社が登壇し、AI活用や海外OTAとの連携、訪日観光戦略について議論を交わしました。


海外OTAは脅威ではなく協業パートナー

楽天グループの皆川尚久氏は、海外OTAが各国で強力なネットワークを有し、市場変動に強いことを指摘。そのため、敵対視するのではなく協力関係を築くべきだと述べました。リクルートの大野雅矢氏も同様に、すでに協業を進めていると説明しました。JTBの岩田淳氏は、海外OTAのテクノロジーとデータ活用の経験が学びとなると評価しています。KabuK Styleの砂田憲治氏は、特定の専門分野にフォーカスし、グローバル展開を目指す意向を示しました。


10年後の旅行業界とAIの展望

各社はAIの発展による旅行体験の変化に期待を寄せています。楽天は予約プロセスの一体化とパーソナライズの深化を挙げ、JTBはAIを活用した便利な旅行と、AIを使わない偶発的な体験の両立を予測。リクルートはAIによるマッチング精度の向上を強調し、KabuK Styleは業界全体のデータ共有の課題解決が不可欠と指摘しました。


AI導入状況

リクルートではAIチャットシステムの導入により、予約率が向上しています。JTBは社員の意識改革を進め、マーケティング自動化ツールを活用中。楽天はAI旅行アシスタントの試験運用を行い、KabuK Styleは価格・行動予測などのAI活用を創業時から推進し、宿泊業界のデータ標準化にも取り組んでいます。


訪日観光戦略

訪日観光の拡大を見据え、各社は明確な目標と戦略を示しています。楽天は多言語対応と現地マーケティングを強化し、JTBは訪日旅行者数の5倍拡大を目指します。リクルートは海外OTAとの協業深化によりグローバル展開を加速させる方針です。


本会議は、日本の主要OTA各社がAI技術の活用や国際的な連携を通じて、観光産業の持続的な成長と発展に向けた取り組みを明確に示す重要な場となりました。今後も業界を牽引するリーダーとして、新たな技術革新とグローバルな協力体制の構築に期待が寄せられています。

引用元:観光経済新聞
引用元:観光経済新聞

 
 
 

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